白岡八幡神社で行われる、催しものと行事風景をご紹介いたします。
例年白岡八幡神社にはお宮参り約100組の方に御祈祷に来ていただいております。
お宮参りは、本来は生まれたばかりの赤ちゃんを土地の氏神様に参拝させて、新しい氏子として祝福をうけるという意味がありました。
現代では、赤ちゃんが無事に産まれたことを感謝し、健やかな成長を祈る行事として行われています。
赤ちゃんが産まれてから約1か月後、男の子は生後31日目、女の子は生後33日目に行うとされていますが、最近ではそれほど厳密ではなく、赤ちゃんと母親の体調、家族の都合、お天気などが良い日を選ぶと良いでしょう。
七五三の御祈祷には例年約200組の方々に来ていただいておりますが、今年も多くのご家族の方々に御参拝をいただきました。
さて、七五三にはどんな由来や意味があるのか、また何時から始まったのでしょうか。
先ず、七五三の由来は、医療の発達していない時代には「七歳までは神の子」という言葉があったほど、子どもの死亡率が高く、宮中や公家では、無事に成長することを祈るさまざまな儀式が節目ごとに行われていたとされています。
七五三のルーツは、三歳の男女の「髪置き」、五歳男子の「袴着(はかまぎ)」、七歳女子の「帯解き」のお祝いで、江戸時代には、武家や裕福な商人の間でも行われるようになりました。やがて明治時代には三歳・五歳・七歳の三つの祝い事をまとめて「七五三」と呼ぶようになり、庶民の間にも広まりました。
これが現在の七五三の由来です。いつの時代でも、子どもに「元気に育ってほしい」と願う親心は変わらないものです。
七五三の由来や意味を知ると、きちんとお祝いしなければ…という気持ちにもなりますが、子供の体力や体調が最優先。あまり格式張らず、素敵な七五三の思い出を作ってください。
白岡八幡神社では、今年からのぼり旗をオリジナルとして新しいデザインとしました。
子供は国の宝です。お子様たちの健やかな成長をご祈念するとともにお祝い申し上げます。