大祓は、私たちが知らず知らずのうちに犯している罪やけがれを祓い清める神事で、水無月(6月)、師走(12月)の年2回、宮中を始め全国各地の神社で斎行されております。
「水無月の夏越しの祓いする人は、千歳の命のぶというなり」 この捨遺集の歌は、心を清めると、病気や不幸を避けられることを教えています。紙でできた人形(ひとかた)に諸々の罪けがれを移して祓い清め、身も心も清く明るく正しい生活をお続けくださることが、神様の御心にかなうことと存じます。
当神社では、お返しいただいた人形をご神前で大祓式を厳修の上祓い清め、氏子崇敬者皆様のご安泰をご祈願いたします。
この意義深い大祓神事を受けられ、清々しく夏越しされますよう左記のとおりご案内申し上げます。
昨年は夏越しの大祓を中止とさせていただきましたが、本年は人形(ひとかた)祓いのみ行い(事前申し込み)、茅の輪くぐりは各自分散とし、マスクを着用し密を避けて、6月27日(日)~7月4日(日)の間にくぐってください。
○ 人形申し込み
事前に火曜日と木曜日を除く6月14日(月)~28日(月)の10時から15時まで神社社務所で受け付けます。人形は、神社にご用意しております。
○ 御初穂料
人形 大人一人500円、子供一人200円です。
なお、人形の大祓及び氏子崇敬者の皆様の御安泰については、6月30日(水)に氏子崇敬会役員、総代、世話人ともにご祈願いたします。
水無月 吉日人形(ひとかた)用い方
① 男性・女性各々の人形にお名前、生年月日をお書きください
。 ② 次に息を三度吹きかけ、心身の罪けがれを撫で移して袋に納め、6月28日までに初穂料を添えてご持参ください。